2015年11月16日

27話 ひと時2

キメラの洞窟  最深部

   頭部はライオン、尻尾が蛇と言う奇形な獣系のモンスターの咆哮が響く

ひろと「これは耳に来るな」

   Lv30 力30 知識30 技術70 素早さ115 運55

さくら「ええ。スピードだけじゃ倒せないわよ」

   Lv30 力115 知識30 技術30 素早さ55 運70

ソラ「しかも素早い。遠距離も厳しいぞ」

   Lv30 力30 知識115 技術70 素早さ55 運30

あや「補助は任せてください」

   Lv30 力30 知識115 技術70 素早さ30 運55

   椿の一件から一週間程が過ぎ目立った動きも無く時間が過ぎていた
   4人は急ぐわけでもなくゲームを楽しみながらレベルを上げていた

ひろと「正面よろしく」

さくら「言われなくても」

   さくらはキメラと正面から対峙し前足の攻撃を受け流しながらターゲットを取る
   ひろとの姿は無くなっていた
   いやステータスが上昇しスピードが増し姿が捉えられなくなっていたのだ
   高速移動から新しく取ったスキル「剣気」で無数の斬撃を放ちキメラに浴びせる

さくら「そんな飛ばして大丈夫なの?」

ひろと「30%程度だ。心配するな」

さくら「ゲームとは言え恐ろしいわね」

   その会話は後方で援護しているソラとあやにも聞こえていた

ソラ「どう思う?」

あや「何がです?」

ソラ「今のひろとをだ」

あや「最初の衝撃に比べればそれほど・・・・ですね」

ソラ「それもそうだ」

あや「それにひろとだから納得してしまいます」

   2人は笑みを浮かべながらさくらへ視線を送る
   いくらタンク役とは言えキメラの猛攻が凄まじく攻撃を受け流しきれなくなっている
   ソラは武器を狙撃魔銃に変え狙いを四肢に絞り打ち抜く
   キメラは一瞬怯みさくらから距離を取る
   がその背後にひろとの姿が現れる
   尻尾の蛇が反応し毒を吐こうとする

ひろと「遅い」

   ひろとの武器が剣へと変わり抜刀による「一閃」が蛇を切り離し消滅させる

さくら「これで終わりー」

   その声と共にキメラの頭上に大きく飛翔し力一杯大剣を振りかぶり着地に合わせて振り下ろす
   大剣はキメラを両断し消滅させた

さくら「結構手間取ったわね」

ひろと「そうか?まだ余裕あるぞ」

さくら「私は正面から相手してるのよ」

ひろと「助かってるよ」

あや「はい、助かってます」

ソラ「さくらが居なかったらひろとは即死かもな」

さくら「2人も同じようなものでしょ」

あや「そうですよ、ソラ」

ソラ「私ならすぐ逃げる」

あや「戦わないんですか?」

ソラ「ボス級はソロでやるものじゃないからな」

あや「さくらが言ってるのはそう言う事じゃないと思います」

さくら「まあ・・・・あやの言う通りなんだけど(なんか違う)」

ひろと「なあ、もう戻ろうぜ」

さくら「そんな急いで何かあるのかしら?」

ひろと「いや・・・もう用が無いだろ」

さくら「・・・・・そうね」

あや「戻りましょう」

   4人は洞窟をあとにしリ・セボンへ向かう
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フィールド

   洞窟の攻略を終えた4人はリ・セボンに向かっている
   雑談をしながら
   そんな中ひろととソラは視線を感じていた
   洞窟を出てからずっと感じる視線を
   視線が4人を見ているのか狙いを一人に定めているのかわからずにいた

ひろと「見られてるな」

ソラ「ああ」

   その言葉にさくらとあやは表情を変えずに反応する

さくら「いつから?」

あや「洞窟に入る時はどうでした?」

ひろと「洞窟入る前はわからないが・・・」

ソラ「洞窟出てからは確実に見られてる。しかも囲まれた状態でだ」

さくら「囲まれてるの?」

ひろと「そうみたいだ」

あや「どうするんです?」

ソラ「何もしてこないなら何もしない。ひろと次第だが」

ひろと「まだあの件が終わってないんだ。面倒事はなるべく避けるべきだ」

さくら「じゃあこのまま無視ね」

ソラ「ああ」

ひろと「何もしてこなければな」

   その後雑談に戻し4人はリ・セボンに向かう
   がリ・セボンが視界に入ると同時に進行方向に道を塞いでいるプレイヤーの影が現れる
   4人は気にせず進むがプレイヤーの顔が認識出来た瞬間空気が張り詰める
   4人が塞いでいるプレイヤー3人の前で足を止める

さくら「・・・ひ・・・び・・き」

   ひびき、そして脇に比奈とリリィも居る

ひびき「元気そうね、さくら」

さくら「見ての通りよ」

ひびき「レベルもいい感じじゃない」

さくら「洞窟からずっと見張ってたわけ?」

ひびき「部下・・・がね」

    そう言ってひびきは左腕を上げる
    ひびきの後ろに業、リント、古哲が姿を現す

ひびき「あら・・・他の連中は?」

ひろと「様子見に行ったら仕掛けてきたから気絶してもらったよ。あんたの後ろの3人は利口みたいだが」

ソラ「ひろと手が早すぎるぞ」

ひろと「言ったろ?仕掛けたわけじゃない。様子を見に行って寝てもらっただけだ」

ひびき「あらあら」

リント「焦るなとは言ったのですが」

ひびき「まあいいわ。主力のあんた達が居れば十分よ」

さくら「じゃあ・・・・やっぱり・・・」

ひびき「ええ。ケリをつけに来たわ」

ひろと「今じゃなきゃ駄目なのか?」

ひびき「ごたごたに巻き込まれてるのは知ってるわよ。でもそれとこれは別よね」

さくら「・・・・」

    さくらは悲しい表情をしてうつむく

ひろと「落ち着いてからじゃ駄目なのか?」

ひびき「何度も言わせないで。それとこれとは別よ」

ひろと「・・・大丈夫か?」

さくら「・・・うん。覚悟はしてたもの」

あや「急なことです。逃げても良いんですよ」

ソラ「それは無理だろう。ひろとが手を出してる」

ひびき「そうね。こっちは被害が出てるわね」

    空気が重く冷たくなっていく
    6対4・・・
    数だけで言えばさくら達が不利ではあるがPvにおいてひろと達4人の強さは尋常ではない
    じりじりと間合いが詰まっていく
    そして・・・さくらとひびきがダッシュし衝突
    鈍い金属音が辺りに響くがその音はさくらとひびきの衝突による物ではなく間に入った一人のプレイヤーが受け止めた音であった

ソラ「お前が来たということは」

あや「次の段階に入ったということですね」

ひろと「もう少し早く来てくれれば良いものを」

さくら「ホントよ」

相馬「ははは。悪いね。遅くなって」

ひびき「何しに来たの。相馬」

    ひびきとさくらの間に入ったのは相馬であった
    ひびきとさくらは距離を取り警戒を解く

相馬「ふむ。僕が来た意味を理解出来てるみたいだね」

ひびき「私達も被害者だからね。あんたが来たって事は重大な事なのよね」

相馬「そうだよ」

ソラ「じゃあ早速聞こうか」

相馬「話は運営チーム施設でするよ」

ひびき「じゃあ何しに来たんだい?」

相馬「こうして出張らないと君達が大人しく退かないと思ってね」

    そう言って闘志をひびき達へ向ける
    ひびき達はその圧力に後退する

相馬「わかってくれるね?」

ひびき「ふん。仕方ない。行くよ」

相馬「待った。君達の力も借りたい」

ひびき「何で私達が?」

相馬「やられっぱなしでいいのかい?」

    ひびきから相馬に向けて殺気が飛ぶ

相馬「うん。いいね。でも向ける相手が違う」

ひびき「わかったわよ」

相馬「ソラ達はわかってるね?」

ソラ「わかってるさ」

ひろと「待ちくたびれたよ」

相馬「はは。遅れてすまない。今日はもう遅い。明日は土曜だがここにいる皆はお休みかな?」

    その言葉にその場に居る物が頷く

相馬「では明日正午運営チーム施設に来てくれ。詳しい事はその時に。じゃあね」

    そう言って相馬は姿を消した
    辺りの空気は戻っており静けさを取り戻していた

ひびき「勝負は面倒ごとが終わってからね」

さくら「ホントに・・・戦わなきゃ駄目なの?」

ひびき「そうよ。ただ単純にどっちが強いか。それが知りたいだけよ」

さくら「ホントに?」

ひびき「ええ」

    そう言い残しひびき達は姿を消していった

ひろと「恨んでるとかじゃなくて良かったな」

さくら「うん・・・でもやっぱり戦うのはね」

ソラ「ただ白黒つけたいだけだな」

あや「ケンカ・・・したいだけかも知れませんね」

さくら「そうなの・・・かな」

ひろと「そうだといいな」

さくら「うん」

ひろと「じゃあ明日の為に落ちよう」

    4人は街に戻りログアウトした
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追記
おはこんばんにちわ

まだ最終話考えてません(ぁ

じっくり練るつもりです  それではまた次回
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2015年11月09日

26話 ひと時

リ・セボン

   多くのプレイヤーがゲーム内の拠点としている街だ
   拠点にする理由はこの街を中心にクエストが存在している
   多くのプレイヤーはレベル50程までこの街を拠点とする
   それほどクエストレベルの幅が広いのである
   だからと言って街が発展していると言う訳でもない
   最低限の施設と街の大きさ以外は平凡な街である

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酒場

   街が大きくなると一つ一つの施設も大きくなる
   デブルの酒場と比べ5倍程の広さがあり多くのプレイヤーで賑わっている
   数あるテーブルの一つにひろと達4人が座っている

ひろと「どうするか」

さくら「どうといってもねー」

ひろと「遊んでる場合じゃないよな」

ソラ「気持ちはわかるが私達にはどうしようもない」

あや「はい。相馬から連絡が来るまで待つしかないです」

ひろと「待ってるだけじゃな」

さくら「じゃあクエスト行きましょ」

ソラ「それがいいだろう」

あや「そうしましょう」

ひろと「結構気楽なんだな」

   安易な言葉で空気が重くなる

ひろと「悪かった。そうだよな。俺だけが落ち着かないわけじゃないよな」

さくら「そうよ」

ソラ「考えてても始まらない。クエストやるぞ」

ひろと「ちなみに何するんだ?」

あや「これです」

   あやはクエスト詳細を表示し3人に見せた

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リ・セボン 北東の洞窟

さくら「うわぁ・・・湿っぽい・・・」

あや「ですね・・・・」

   洞窟の中は水が滴っている

ひろと「それに暗いな」

ソラ「灯かり・・・か」

   そう言ってソラは詠唱し火球を頭上へ召喚させた

ひろと「便利だな」

ソラ「10分程で消える」

さくら「消えたらまた点けてね」

あや「そうしてください」

   女子2人はひろととソラの後ろをついて行く形で歩いている
   入り口から5分ほど歩き火球の灯かりで前方にモンスターらしき影が現す

ひろと「さくっと・・・・」

さくら「気をつけて」

ソラ「気をつけろ」

   ひろとが行動に移す前に注意を促す

ひろと「どうした?」

あや「ここの敵・・・オークは雑魚とは言え固いので反撃を貰います」

ひろと「なるほど」

   そう言って姿を消す
   姿は消えたがこの狭い通路である
   オークの視界に入ればすぐ攻撃される

さくら「あれはわかってないだろうなー」

ソラ「だろうな」

あや「お二人はオークの怖さを知ってますからね」

   前方の方で剣筋が走る
   次の瞬間ひろとが3人の元に戻りその後をオークの群が着いてきた

さくら「だから言ったのにー」

   さくらが前に出て構える

ひろと「いやあ、硬すぎだろ」

ソラ「さくら、後ろのは私が押し返す」

ひろと「俺もやらないとだな」

   そう言って弓を構えるひろと

あや「回復と補助はお任せを」

さくら「頼もしいわねー。ひろとは責任とって前に来なさいよ」

ひろと「すげー・・・痛そうじゃん」

さくら「冗談よ」

   さくらは迫ってくる先頭のオークと対峙する
   その後続をソラとひろとが押し返す

あや「攻撃もしましょう」

   あやの詠唱で雷が先頭のオークに落ちる
   一気に畳み掛けるさくら
   そんな調子でオークの群を撃退していく
   計5体のオークを倒し一息つく4人

さくら「もーこんな通路で戦わせないでよ」

ひろと「俺に言われてもな」

さくら「大剣なんだから振り回せないわよ」

ソラ「大分振り回したみたいだが」

   さくらが戦っていた周辺の壁には大剣で抉られた後が残っている

さくら「気のせいよ」

あや「そう言うのは黙っておくのが普通です」

さくら「あや・・・なんかフォローが痛い・・・」

ひろと「次行こうぜ」

さくら「ひろとのせいでしょー。勝手に進むなー」

   4人は洞窟の奥へ進む
   しばらく進むと開けた場所へでる
   次の道の前には巨体が立っている

あや「トロールですね」

ひろと「強いのか?」

あや「そこまでは。ですが周りにオークも居ますので」

   見渡すとオークの影が6体居る

さくら「どうしましょうかね」

ソラ「ここは1体ずつ釣れたか?」

あや「可能ですね」

   3人はひろとへ視線を送る

ひろと「なるほど」

   持っている弓でオーク1体を射抜く
   オークはこちらに気付き向かってくる

ひろと「1体ずつでいいのか?」

さくら「怒るわよ?」

ひろと「冗談だ」

   そしてオークとの戦闘が始まる
   他のオーク、そしてトロールに気付かれないように倒していく
   1体ずつ倒して行き残りはトロールだけとなった

ひろと「さて本丸だな」

さくら「中ボスよ」

ひろと「そうなのか?」

ソラ「ああ」

あや「はい」

さくら「ボスも大して変わらないけどね」

   そう言ってトロールの正面から突撃していくさくら

ひろと「俺は・・・」

ソラ「好きに動いていいぞ」

ひろと「いいのか?」

ソラ「図体だけだからな。あれは」

ひろと「そうなのか」

   ひろとは武器を双剣に変え姿を消した

あや「私達は援護ですね」

ソラ「そうなるな」

   ソラが言った通りトロールは図体だけ大きく動きは早くは無い
   だが棍棒を携え振り回す

さくら(さすがにこの武器は重いわね)

   トロールの攻撃を大剣で受けるさくら
   だが次のトロールの攻撃は無かった
   ソラの魔銃が棍棒を押し返したのだ
   そしてトロールの頭部付近ではひろとによる高速攻撃が叩き込まれていた
   堪らずトロールは棍棒をめちゃくちゃに振り回す

さくら「ひろと!」

   掛け声と共に引くさくら

ひろと(これはもらうとマズイな)

   攻撃の隙がなくなりさくらの横に姿を現す

ひろと「どうする?」

さくら「と言われてもね・・・さすがにあれは無理よ」

   トロールは棍棒を振り回しながら二人に向かってきている

ソラ「後退しろ」

   二人が振り返るとレーザー砲が用意されていた
   二人が後退すると同時にレーザーが発射されトロールを貫く
   がトロールは消滅しない

ソラ「削りきれなかったか」

さくら「冷静に感想言ってる場合でもないでしょ」

あや「はい。こちらに来てますね」

   なおも棍棒を振り回しながら迫ってくるトロール

さくら「あれ、ひろとは?」

   ソラが指を指す
   指した方向はトロールの背後

ひろと「終わりだ」

   一閃を発動しトロールをぶった切る
   トロールは消滅していき一閃の剣筋が3人を襲う
   慌ててかがむ3人

あや「危ないです」

さくら「危ないわね」

ソラ「私達事か」

ひろと「悪い悪い。加減したら倒せそうに無かったから」

さくら「やるならやるって言ってよー」

ひろと「ははは」

あや「笑い事じゃないです」

ソラ「ボスはひろと一人だな」

さくら「それいいかもねー」

ひろと「まじか・・・」

   一行は塞がれていた道を進み最奥へ向かう
   最奥の空間はトロールが居た空間と同じ広さだが待っていたのはトロールより一回り大きかった

ひろと「でかけりゃいいってもんでもないだろうに」

あや「サイクロプスと言う種族です。動きはトロールと同じで鈍重ですが一撃もらったらひろとは即死です」

ひろと「まじか!?」

さくら「そうよ。だからひろとは攻撃もらえないわよ」

ソラ「私の心配もして欲しいな」

さくら「ソラは近接しないでしょ」

ソラ「いや・・・・あいつは」

あや「棍棒による地面への叩きつけ時の衝撃がフロア全体に及びます」

さくら「そこはほら・・・ね?」

ソラ「案が無いわけだな」

あや「空中へ退避すれば大丈夫です」

ひろと「俺は何とかなりそうだな」

さくら「そう言う事じゃないでしょ」

あや「ソラは私が。浮遊術覚えましたので」

さくら「さっすがー」

ソラ「助かる」

あや「ですが振りかぶった際よろめかせればキャンセルは出来ますので可能であれば」

さくら「余裕があれば・・・ね」

ソラ「そうだな」

さくら「で・・・ひろとは?」

   あやが指を指す
   指した先には既にサイクロプスと交戦をしているひろとの姿があった

さくら「解ってないわね」

ソラ「解ってないな」

あや「さくらも大変ですね」

さくら「急に茶化されても・・・・」

   少し頬を赤くする

ソラ「いいのか?あいつほっといて」

さくら「そーでした。じゃあ援護よろしく」

   サイクロプスへ突撃していくさくら

あや「茶化しましたかね?」

ソラ「さあな」

   さくらが参戦しひろとはサイクロプスのターゲットをさくらに託し姿を消す
   さくらは正面から対峙し攻撃を受け流しながら戦う
   基本さくらの戦闘は正面切っての肉弾戦である
   ひろとから体術も教わりモンスター相手なら1対1は難なくこなせる様になった
   そのひろとは高速からの連撃を加えていく

ソラ「今の所大丈夫だな」

あや「二人で相手できるのがおかしいんですよ」

   サイクロプスのHPは徐々に減っていき残り2割程度になった時に棍棒を振りかぶる

さくら「ソラ!あや!」

   さくらは叫びながら大剣を叩きつけ衝撃波をぶつける
   ソラはレーザー砲を放つ
   あやはメテオを降らせた

ひろと「俺も居るんだが・・・」

   3人の攻撃がサイクロプスの攻撃を中断させよろめかせる

ソラ「さっきのお返しだ」

あや「そうですね」

ひろと「根に持ってたのか」

   さくらを抱きながら二人のもとへ現れる

さくら「ありがとう」

ひろと「んじゃ終わらしてくる」

ソラ「ああ」

あや「はい」

   3人の元からひろとの姿が消えサイクロプスの前に現れる
   サイクロプスは体制を整え迫ってきている
   ひろとは武器を刀に変え抜刀の姿勢を取る

ひろと「一閃」

   サイクロプスをぶった切り消滅させた
   消滅したのを確認し3人の元へ戻るひろと

ひろと「お疲れ。大丈夫か?」

   さくらに歩み寄る

さくら「さすがに連戦でへばったー」

   疲れきってはいるが笑顔のさくら

ソラ「戻ろう」

ひろと「そうだな。歩けるか?」

さくら「歩くだけならね」

あや「無理しなくてもひろとが運んでくれますよ」

さくら「また茶化す・・・」

あや「冗談ですよ」

   一行は街に戻る
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リ・セボン 広場

   酒場に向かう途中で無線が鳴り響く

あや「相馬ですね」

   そう言って無線を繋げる

   ’揃ってるかな?’

あや「はい。何か進展はありましたか」

   ’うん。もう少しで椿がアクセスしている住所がわかるんだけど’

さくら「だけど?」

   ’ワクチンはゲーム内で使用しないと意味が無いんだ’

ソラ「つまりゲーム内で捕まえてワクチンを回収しないといけないのか」

   ’そうなんだ。それで場所が解ったら君達に向かってもらいたいんだ’

ひろと「いいぞ」

さくら「ちょっ、勝手に決めないの」

ソラ「私も構わないぞ」

あや「そうですね。どちらかと言えば私も行く気満々です」

さくら「いいの?」

ソラ「ゲームの根幹だからな」

あや「元身内の事ですし」

さくら「ひろとは?」

ひろと「許せないだけだ」

さくら「わかったわよ・・・」

ひろと「無理しなくていいぞ」

さくら「無理してないわよ」

あや「さくらを心配してるんですよ」

さくら「そうなの?」

   視線を送るがそっぽ向かれる

あや「珍しく照れてますね」

さくら「そうみたい」

   ’どうやら向かってくれるみたいだね’

あや「はい」

   ’ありがとう。そこでその際には君達のレベルを100に設定するつもりなんだ’

ソラ「そんなことして大丈夫なのか?」

   ’今回だけの特別だよ。終われば元に戻すさ’

ひろと「それならありがたく受けよう」

さくら「そうね」

   ’じゃあ100時のステータスはあやにゲーム内メールで伝えておいてくれ。その時に自動で更新されるようにしておくよ’

ソラ「わかった」

   ’悪いねこんな事を頼んで。ではその時が来たらまた連絡するよ’

   無線機が切れる

あや「ではステータス決まりましたらメールを下さい」

ひろと・ソラ「ああ」

さくら「うん」

ひろと「じゃあ今日はこれで落ちるか」

さくら「そうしましょ」

ソラ「じゃあな」

あや「また」

   4人はそれぞれログアウトしていった
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ひろと Lv21 力21 知識21 技術51 素早さ71 運46  

さくら Lv21 力71 知識21 技術21 素早さ46 運51

ソラ  Lv21 力21 知識71 技術51 素早さ46 運21

あや  Lv21 力21 知識71 技術51 素早さ21 運46
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おはこんばんにちわ

あと数話です

まだ最終話考えてる最中です   では次回
posted by なたり at 17:31| Comment(0) | TrackBack(0) | モンドパラレルー平行世界ー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月02日

25話 元凶

運営ギルド ジェス施設内

   昨夜の異常事態から一日が経ったが施設内は慌しい
   運営チームのプレイヤー達は先日の異常事態の収拾に追われていた
   ゲーム内各地で正体不明のモンスターに襲われる異常事態
   今の所プレイヤーに被害が出ていると言う報告は相馬に来てない

相馬「彼等がどんな報告をしてくれるか・・・・」

   会議室の椅子に座り天井を仰いでいる

けい「4人が来ました」

相馬「通してくれ」

けい「わかりました。ああ、それとこうですが・・・・」

相馬「意識戻ったかい?」

けい「はい。ですが・・・」

   その続きは耳元で伝える

相馬「・・・・そうか。解決策を探すしかないかな」

けい「では4人を呼んできます」

   けいは施設入り口で待たしている客人を迎えに行った
   相馬は椅子に座った状態で腕を組み目を閉じる
   数分後4人が会議室を訪れる

ソラ「想像以上に深刻のようだな」

相馬「そうなんだ。まあ4人共座ってくれ」

   ひろと・さくら・ソラ・あやの4人は適当に椅子に座る

ソラ「一人か?」

相馬「会議室に来るまでに見たとおり皆情報収集で忙しいんだ」

   4人は会議室に来るまでの間施設内が慌しいのを確認している

相馬「とりあえず現状より君達が見た者の報告を聞こうか」

ソラ「わかった」

   ソラの視線がひろとに向く

ひろと「昨日俺達が退治した正体不明の敵はモンスターとは言える容姿ではなかった」

さくら「うん。人型だったわ」

相馬「他に気付いたことはあるかい?」

あや「それぞれ黒い痣の様な物がありました」

相馬「黒い痣・・・」

ひろと「最初に攻撃したのは俺なんだが手加減はしなかった」

相馬「だけど倒せなかった」

ひろと「ああ」

あや「倒せないだけならいいですが」

さくら「あやの張ったバリアに触れた瞬間自爆したのよ」

相馬「そうか・・・無事でよかった。黒い痣に関して詳しくわかったことあるかい?」

あや「それぞれ違う部位に痣がありました」

相馬「ふむ・・・・」

ソラ「私達からは以上だ」

相馬「うん、ありがとう。助かるよ」

ひろと「それで何かわかったのか?」

相馬「その前にひろと君・・・・君が攻撃に使用した武器をみたいんだが」

   相馬の頼まれ甲拳をテーブルの上に置く

相馬「ふむ・・・何も異常は無さそうだね」

ソラ「どういうことだ?」

相馬「そうだね・・・・口で言うより見てもらおうか」

   相馬は特殊な入れ物に入れた武器をテーブルの上に置く

さくら「これ・・・」

あや「ひどいです」

相馬「この武器はドゥ・ジェイスの子が持ってきてくれたんだ」

さくら「え・・・・」

相馬「ひびきは大丈夫だそうだよ」

   その言葉に安堵するさくら

相馬「この武器は君達が戦った相手と同じ様な敵を撃退する時に使った武器なんだ」

   武器は原型を止めてはいるがほとんど真っ黒に近い状態になっている

あや「この色は・・・」

ひろと「ああ。痣の色と同じだ」

ソラ「なるほど。それでひろとの武器を確認したのか」

相馬「そう言う事。でもひろと君のは大丈夫そうだね」

ひろと「何故だろうな」

相馬「確認したいんだが攻撃する時気をつけた事あるかい?」

ひろと「・・・・そうか。俺は痣の部分を攻撃してない」

さくら「どう言う事?」

   ソラとあやはもう気付いた様子である

相馬「つまり正体不明の敵の痣の部分に接触すると影響を受けると言うことだ」

   ようやく理解したさくら

ソラ「それで影響の詳細はわかったのか?」

相馬「この武器の他に2つあるんだが3つともここに持ち込まれた時はここまで痣は進行してなかったんだ」

ひろと「毒みたいなものか」

相馬「毒が可愛く思えるけどね」

さくら「どう言う事?」

あや「これは・・・・」

相馬「さすが開発チームのメンバー。見ただけで解るとはね」

あや「これはデータ破壊の類ではないでしょうか」

   4人に緊張が走る

相馬「ああ。研究チームもそういう結果を出してきたよ。実際武器データが徐々に破壊されていっている」

さくら「これがプレイヤーだったら・・・」

相馬「うん。そこなんだけどプレイヤーデータの破壊は無いことがわかってる」

ソラ「わかってる?どう言う事だ」

相馬「こうが対峙して黒い痣の影響を受けたんだ」

   今度は衝撃が走る

ひろと「大丈夫なのか?」

相馬「今の所大丈夫だよ。唯一つの問題を除けばね」

さくら「問題?」

相馬「うん。こうは今ログアウト出来ない状態になってる」

さくら「んっと・・・」

ひろと「つまりなんだ?」

相馬「現実世界に戻れなくなってる」

ソラ「プレイヤーにはデータ破壊ではなくゲーム内に縛る症状がでると?」

相馬「今の所こうだけだからね。はっきりとは解らないよ」

あや「武器はデータ破壊でプレイヤーにはログアウトできないシステムですか・・・」

相馬「今解っているのはそんなところだね」

ひろと「解決策は?」

相馬「首謀者に聞かないと解らないよ」

あや「もしかして・・・・」

   続きを遮るように爆音が響く

ひろと「なんだ?」

相馬「すぐそこの噴水だね」

   5人は音のした噴水広場に移動する
   噴水は破壊され水しぶきを上げている
   その噴水の前に大きいモンスターオークとその肩に人が座っていた

???「久しぶりだな。相馬」

相馬「君・・・だったのか」

ソラ「誰だ?」

あや「元運営チームトップ兼開発チームトップの方です」

ひろと「なんでそんな奴が?」

さくら「本人に聞くのがいいんじゃないかしら」

   4人は戦闘体制になっている

相馬「一連の騒ぎの首謀者・・・・椿、君の仕業なのか?」

椿「そうだ。僕はこの世界の神になる」

さくら「神って・・・」

   失笑するさくらにオークの右拳が伸びる
   ガキンと鈍い音が響く
   ひろとが刀で受け止めたのだ

ひろと「くっ・・・・(重い)」

   オークが右拳をおさめる

椿「あまり僕を怒らせないほうがいい。それと君は噂通り中々の強さのようだね」

   不適な笑みを浮かべる椿

相馬「君はまだこのゲームに執着してるのか?」

椿「執着?違うよ。このゲームは僕が企画し立ち上げ作り上げた物だ。それを取り上げたのはお前達だろう」

あや「いえ。このゲームは多くのプレイヤーに遊んでもらうための物です。誰の物でもありません」

椿「その声はあやか・・・。僕の部下だった君も逆らうのか・・・」

あや「逆らう?逆らったのはあなたの方でしょう。会社の意向に従わずゲームを私物化しようとしたんです」

椿「僕が作ったゲームだ。どうしようと僕の勝手だろう」

相馬「説得は無理みたいだね」

椿「説得も何も僕は正気だからね。このゲームを取り戻す」

ひろと「あんたバカだろ?」

   割って入るひろと

ひろと「自分のだと言うならこのゲームを会社で企画提案せずに自分の懐に置いておけばよかっただろ」

椿「凡人にはわからないよ。多くの人に公開しその中で神となる。それが全てだ」

ソラ「これは何言っても無駄だな」

相馬「ひとつ良いかい?こうがログアウト出来なくなっている。対処法はあるんだろうね?」

椿「こう?そんな奴も居たな。ログアウト出来なくなる程弱いのか。まあいい。ワクチンさえ打てば元に戻るさ」

相馬「譲ってもらえるかい?」

椿「欲しいなら奪いに来い。今日は挨拶しに来ただけだ」

さくら「奪いにってあんたどこに居るのよ」

椿「そんなのは自分達で調べるんだな。ではこれで失礼するよ」

   その言葉を最後に椿とオークの姿が消滅していった
   沈黙が訪れる

相馬「彼が元凶だったとはね・・・」

あや「仕方ないです」

相馬「彼の足取りを研究チームに解析させよう」

ひろと「その後はどうするんだ?」

相馬「お願いしても良いかい?」

ひろと「・・・・当然だ。このゲームの根源に関わるからな」

さくら「ちょ・・・ちょっとひろと、相談も無しに?」

ひろと「ソラとあやは怒りで言葉も出ない顔になってるぞ?」

   ソラとあやの表情は今までになく険しくなっている
   それだけ頭にきたようだ

ひろと「さくらは・・・・待っててもいいぞ」

さくら「行くわよ!」

相馬「はは。君達は本当に頼もしいね。彼の追跡には時間が掛かる。解り次第こちらから連絡するよ」

ソラ「じゃあ今日はもう帰ろう」

ひろと「そうだな」

相馬「本当にすまない」

ひろと「気にするな。このままじゃゲームどころじゃなくなるからな」

さくら「そうね」

あや「私は少しここに残ります」

ソラ「足取りわかるまではレベル上げだな」

ひろと「ああ」

   あやを残し3人は施設をあとにする

相馬「良いチームだな」

あや「ええ。引き合わせて頂いて有難う御座います」

相馬「お礼を言うのはこっちだよ。さあ取り掛かろう」

あや「はい」

   2人は研究チームの元へ向かう
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おはこんばんにちわ

ラストの構想を練ってます

今話は首謀者の襲撃と言うか挨拶?(笑

今回のゲーム乗っ取り編でお話を終わらせます

後数話宜しくお願いします  ではまた次回
posted by なたり at 10:54| Comment(0) | TrackBack(0) | モンドパラレルー平行世界ー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月30日

140回目 最終日

ホテルから
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河口湖周辺
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このあとのんびり帰路に

ドラレコ見て確認してから映像をあげるかもしれません
posted by なたり at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月29日

139回目 山梨二日目

富士宮市
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音止の滝

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白糸の滝

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富士山五号目

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山中湖紅葉祭り
posted by なたり at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月28日

138回目 山梨に来ております

撮影はホテルの庭園から

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2015年10月26日

24話 創生魔法

   フィールドにも草原・森林・山岳地帯・水辺・岩場・・・・等様々な環境がある
   そんな中でもほとんど何も無い岩場の廃墟・・・そんな場所にPKギルド:デッセは拠点を構えていた
   数十分程前に珍客が訪れ廃墟の中では会話が行われていた
   しかしその珍客も去り辺りは静寂を取り戻している
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デッセ 施設内

   廃墟・・・・施設内はとても殺風景である
   インテリア等のアイテムが置いてあるわけでもなく見たままの廃墟である
   但し石椅子が一つ無造作に構えている
   その石椅子に腰掛けてただ時間を過ごしているプレイヤーがいる

志貴「バグモンスターねぇ」

   石椅子に腰掛け何か考えている志貴
   志貴のレベルは80である
   今現在ゲーム内での最高レベルプレイヤーでもありPKギルドを率いるマスターである

志貴「ここに来ねえかな」

   数十分前に来た珍客、ひびきの残した言葉’バグモンスター’に興味を惹かれていた
   何故なら志貴にはやることが無いからである
   PvP目的でPKギルドを作りレベルも上げたが志貴のレベルではPK出来る対象が限られてくるのだ
   正式サービスして間もないと言うこともありPvP関連のイベントも当分予定が無い

時雨「勘弁してくださいよ」

志貴「ん?調べに行ったんじゃねえのか」

時雨「ええ。行きましたよ。疲れたから戻ってきたんです」

志貴「じゃあ俺と戦うか?」

時雨「疲れたと言いましたが?」

   呆れながら時雨は答える

志貴「他に暇そうな奴は・・・」

時雨「ひびきが去ってから皆出払ってます。と言うかメンバーで暇つぶしするの辞めて下さい」

志貴「何故だ?」

時雨「あなたに勝てる者など居ません」

志貴「勝てるかどうかじゃないだろ?楽しもうぜ」

時雨「どちらにせよ疲れるので嫌です」

志貴「ああ・・・・このレベルになってから暇だ」

   時雨のレベルは75でギルドのNo.2である
   志貴の相手をまともに出来るのは時雨ぐらいで他のメンバーでは弄ばれるだけである
   二人はただただ時間を過ごす

志貴「ひびきと遊べば良かった」

時雨「彼女のレベルは30ですよ」

志貴「言ってみただけだ」

時雨「80になってずっとそうしてますね」

志貴「だな。現状レベル上げる意味が無いからな」

時雨「相馬と戦うってのはどうです?」

志貴「相手してくれねえんだ」

時雨「まぁそうでしょうね。PKギルドと遊ぶ余裕なんて無いでしょう」

志貴「やっぱバグモンスター来るのを待つしかないな」

時雨「だからそんなめんどくさそうな願いを口にしないでください」

   こんな雑談を繰り替えす日々を志貴は繰り返していた
   そして異変が訪れる
   施設内の空気が重くなり空気も冷たくなる

時雨「なんでしょうか」

志貴「なんだろうな」

   そんな状況の変化にも動じない二人

時雨「外もでしょうか」

志貴「お前も探知スキル取った方がいいな。囲まれてるのがわかる」

時雨「それはそれは」

志貴「プレイヤー・・・じゃないな。何だこれは」

時雨「変な事を願ったせいですね・・・」

志貴「お前も一応来い」

時雨「はい。見学はさせて頂きます」

   志貴は立ち上がり廃墟の屋根に向かう
   時雨は志貴の後を追う
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デッセ 施設外

   施設周辺を取り囲む無数の正体不明のモンスター
   辺りの空気は重く冷たくなっていた
   2つの影が施設の屋根に姿を現す

時雨「本当に面倒事になりましたね」

   頭に手を当て呆れる

志貴「良い暇つぶしになっていいじゃねえか」

   志貴の表情が生き生きとしている

志貴「なんだろうなアレは」

時雨「人型ですが・・・プレイヤーとは言えない挙動ですね」

   モンスター達はゾンビのような挙動で施設に進軍してきていた

志貴「ひびきが言ってたバグモンスターって奴か?」

時雨「そうかもしれませんね。どうします?」

志貴「どうもこうも敵意剥き出しで来てるんだ。やるに決まってる」

時雨「じゃあ私は見てますね」

志貴「やらないのか?」

時雨「いい暇つぶしでしょう?それに巻き添えになりたくないので」

志貴「そうか」

   志貴が宙に浮いていく

時雨「おやおや。いきなり全開ですか」

   志貴は囲んでいる無数の正体不明のモンスター達を視界に入れブツブツと呟く
   そして志貴の周りに無数の剣が形作られていく

志貴「創生魔法’ブレード’」

   志貴の魔力によって創られた無数の剣は志貴の周りで旋回を始める

志貴「舞え」

   その言葉で無数の剣は無数の正体不明のモンスター達目掛け飛んでいく
   剣はモンスター達を切り刻みモンスター達は倒れこんでいく

志貴「こんなもんか?」

時雨「・・・!いえ、見て下さい」

   切り刻まれ倒れたはずのモンスター達は再生し起き上がる

志貴「挙動そのままのゾンビかよ。なら・・・」

   志貴は無数の剣を自らの手で操りだした
   自らの手で操ることで正確さを増すのだ
   無数の剣はモンスター達の頭部に突き刺さっていく

志貴「ふん」

   手を力強く握り締めると操っていた剣が爆発しモンスター達の頭部を吹き飛ばす

志貴「これならどうだ?」

   頭部を無くしたモンスター達は消滅していった
   志貴は時雨の待つ屋根に戻って行く

時雨「全力でやるとはね」

志貴「いいだろ?あんなモンスターこのゲームに居ない筈だからな」

時雨「そうですね・・・・」

   空気の重さと冷たさは変わらないものの危険と思われる物は排除したので二人は施設内に向かおうとする

???「さすがにやりますね」

   その言葉で二人の足が止まる
   姿は見えない・・・・が気配は確かにある

志貴「どこだ?」

時雨「あなたに解らないのに私が解る訳無いでしょう」

志貴「そういう意味じゃねえよ」

時雨「?」

志貴「探知は出来るが場所が解らん」

時雨「言ってる意味が解りません」

志貴「何かが確かに居るってこった」

   二人は警戒を強める

???「さすが現最高レベルプレイヤー。探知が出来るとは驚きです」

   きょろきょろと周囲を見回すが岩場以外視界に入らない

志貴「バグモンスター・・・の噂の首謀者はおまえか?」

???「バグモンスターですか・・・・まあこのゲームの中ではバグでしょうか・・・」

志貴「俺に何の用だ」

???「今日はほんの挨拶です。いずれこのゲームを乗っ取ろうと思ってはいますが」

志貴「ゲームを乗っ取る?」

時雨「目的まで話すと言うことは私達を消すつもりですか」

???「挨拶と言ったじゃないですか。ゲームを乗っ取れば何時でも消せます」

志貴「お前は技術者か?」

???「これ以上教えるつもりはありません。ではまた時が来たら」

   その言葉を最後に異様だった空気が元に戻る

志貴「居なくなったか」

時雨「どうしますか?」

志貴「どうって?」

時雨「調べてみます?」

志貴「これだけ堂々と話しかけてきたんだ。痕跡なんて残さないだろ」

時雨「では運営には報告しておきましょう」

志貴「そうだな」

時雨「珍しいですね。止めないんですか?」

志貴「乗っ取るとか言ってたからな。報告した方がいいだろ」

時雨「では早速」

   時雨は姿を消し運営チームの施設を目指す

志貴「さて・・・・楽しみだな」

   志貴は施設内に戻って行った
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運営ギルド ジェス

   施設内は慌しくなっていた

相馬「・・・・気をつけて。無線はいったん切ろう」

   会議室でひろと達の無線を受けていた相馬だが彼らに問題が発生し無線を切った

相馬「無事で居てくれ」

   そう願うしかできない

けい「相馬。緊急の報告があると直に来ているプレイヤーが2人います」

相馬「通してくれ」

   会議室に来たのはドゥ・ジェイスのリントとデッセの時雨
   相馬にとって予想外だったのはPKギルドのメンバーが来たことだ

相馬「まさかPKギルドから緊急の報告があるとはね」

リント「茶化してる場合ではないですよ」

時雨「そうですね」

相馬「で報告とは?」

時雨「リントとは入り口で会って確認しました。デッセ、ドゥ・ジェイス共に正体不明モンスターの襲撃に遭いました」

相馬「なるほど。確かに緊急だ。今運営チームに複数の目撃報告が来てるんだ」

リント「うちの方はお嬢が殲滅。ギリギリで対象が自爆したとの事。これは戦利品・・・とでも言えばいいでしょうか」

   そう言って侵食された武器の入った木箱を差し出す

相馬「ありがとう。研究チームに見て貰おう」

時雨「こっちは志貴が殲滅。問題はその後。首謀者と名乗る者と会話をしました」

相馬「ほう。話したのかい」

時雨「ええ。声の主はゲームを乗っ取るのが目的だと言ってました」

相馬「姿は見たかい?」

時雨「いえ。ただ空気が重く冷たい状態だったとしか」

相馬「うん・・・そうか。ありがとう」

リント・時雨「では」

   二人は会議室を後にし自分達のギルドへ向かう

けい「ゲームを乗っ取る・・・ですか」

相馬「志貴と話したのは現最高レベルプレイヤーだからだろうね」

けい「どうするんですか?」

相馬「どうもこうも今の所リントが持ってきたこの武器が頼りだね」

けい「後はひろと達ですね」

相馬「無事なら明日にでも来てくれるだろう」

   そこへ無線機が鳴る

相馬「大丈夫かい?あや」

   ’はい’

相馬「他のみんなは?」

   ’無事です。今日はもう遅いので明日そちらへ伺う事になってます’

相馬「わかった。報告ありがとう。明日待ってるよ」

   ’はい’
   無線機が切れる

相馬「はあ・・・・面倒なことになった」

   相馬は天を仰ぐ
   視線の先は会議室の天井だ
   戦利品を開発チームへ引き渡し、バタバタとした時間が流れる
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おはこんばんにちわ

今回は志貴がメインとなってます

攻撃手段は魔法の中でも特殊な創生術

今回はブレードの乱舞のみでしたが攻撃手段は色々とありそうです

そして名前は伏せてますが黒幕が出てきました

ゆっくりと終わりに向けて話が進んでます  それではまた次回
posted by なたり at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | モンドパラレルー平行世界ー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月24日

137回目 せっせと素材集め

おはこんばんにちわ

エレメントアーチャーは34になりました

そして挫折しました(ぁ

理由は30スキルが思ってたのと違ってたのと器用貧乏過ぎると言う事

マルチロックオンが出来るのに多重ロックオンが出来ないと言う謎使用

これのせいで対一での火力が出ない

かといって回復力もプリーストに劣る

唯一のデバフは大型以外にはまず使わない

これ微妙じゃね?

まあデバッファーとしてなら週末のイベントで重宝するかも?

でも現状火力のごり押しが定着してるからデバフ要因よりも火力入れた方が安定すると言う

正直微妙ですね

主としては火力求めてるのでハンターで良さそうです

ハンターで素材集めしてます

なのにLv44になってます

雑魚しか倒してないんだけどね

45装備揃えるのにどれだけお金消費するんだろうか

まあのんびりですね
posted by なたり at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラゴンズドグマオンライン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

136回目 ランキングダンジョンコシュマル杯 結果

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10%以内ランクイン

posted by なたり at 12:26| Comment(0) | TrackBack(0) | パズドラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月19日

135回目 もう10月下旬ですね

おはこんばんにちわ

あっという間に10月も過ぎそうです

主の状況はと言うと先週障害手帳の申請と自立支援の申請をしてきました

自立支援は即日からで手帳の方は2,3ヶ月掛かるそうです

正直手帳あるなしでは手続き上色々と面倒なことが山ほどあるので早く出来ればありがたいですね

仕事もしたいですし

焦っても仕方ないんだけど貯金がヤバイ

あー仕事したい・・・フォークリフト乗りたい(ぁ

来週遠出する予定です

富士五湖行くようです

予定はリアフレが組んでます(ぁ

バイクで行くので景色動画上げるかもしれません
posted by なたり at 18:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする